なんか特別な関係

整体院ボディーケア松本の「整体」以外担当 松本圭太です。

目次

僕の自慢

僕の自慢の一つに「陶芸家の友達がいること」があります。

 

皆さんの陶芸家のイメージってどんなんですか?

やっぱり作務衣で頭にタオル巻いてて、気に入らない出来のツボが焼きあがったらさぁ大変。
思いっきり振りかぶって床に叩きつけるイメージですよね(笑)?

「こんなものワシの作品じゃない」パリ-ン・・・。

みたいな(笑)

ザ・職人 的なイメージ。

 

で、僕の陶芸家の友達はというと、

そんな感じではなくて僕と同い年の女性なんです。

 

僕が今のところ地球上で唯一
呼び捨てで名前を呼べる女性。

「高橋」こと高橋由紀子さんです。

 

そんな高橋の個展に初めて行くことができました。

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いっつも案内をもらってたけど、なかなか都合が合わなかったり、子どもが小さかったりで。

 

でも、今回は2歳児連れて行きました・・・。

割らないかなぁ・・・とヒヤヒヤです(笑)

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京都の町屋の風情と作品がマッチしていてとても居心地がいい。

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すごーい、こんなの作ってるんだ~、と感心。

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素敵なお庭もあって息子も興奮(笑)

高橋と息子

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この器も高橋・作。

そして初の生け花にも挑戦したとのこと。

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いい感じの距離感(笑)

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高橋との出会い

出会いは僕が芸人を目指して吉本の養成所NSCに通っていたころまでさかのぼります。

NSCでも学校のようにクラス分けがされており、同じクラスの面々が見つめる中、講師の前でネタを披露します(いわゆるネタ見せというやつ)

 

そんな、ある日。

僕の目の前に突如、見たことのない女性コンビが登場しました。

転校生のような感じですね。

それが「高橋」のコンビでした。

 

それはそれは強烈でした。

お手並み拝見、的な空気が一変。

なんなんだ、こいつらは・・・、と圧倒される一同。

その「顔」「ルックス」「ネタ」「声」「顔」

全てに圧倒されました。

 

たぶんその勢いに陶酔したまま、僕の方から声をかけたような気がします。

転校生側の高橋もそれが嬉しかったのか(?)、妙に意気投合し、仲良くなりました。

ま、あとあと分かることですが、高橋は本当に人を惹きつけて、誰とでも仲良くなれる才能を持っています。(本人は否定するかもしれませんが・・・笑)

 

だから、こんな僕とでも(笑)、とても自然に仲良くなれましたし、その関係が今も続いています。

僕の妻も高橋とは親友です。

 

最初の出会いも強烈でしたが、もう一つ、僕の頭に強烈に残っている高橋の映像があります。

 

NSCを卒業し数年。

彼女が一人(ピン)で舞台に立ったことがありました。

 

僕はそれを客席で見ていた気がします。
(もしかしたら楽屋かな?)

 

画家に扮した彼女が舞台中央まで静かに進み・・・

発した一言

 

「画家です」

 

この瞬間に会場が爆発しました。

300人の笑いで会場が揺れました。

 

ドカーン!とはこのことか・・・と僕も笑いながら鳥肌が立ちました。

あれ以上ない、間。

あれ以上ない、顔。

あれ以上ない、空気。

 

もちろん彼女を知らない方にはなにが面白いかは想像がしにくいと思うのですが、あの場にいたらきっとあなたも笑ったはずです。

画家が発する「画家です」の一言で。

 

そんな才能あふれる彼女が、

ある時「陶芸家になる」と言いました。

 

「画家です」的なノリのネタかと思ったのですが、違いました。

 

彼女から時々届く報告からは、本当に夢中になれるものに出会えたという楽しさが満ち溢れていました。

 

辛いことや嫌なこともあったのかもしれませんが、常に今の一生懸命を作品に投影している彼女のアートは彼女の楽しさをおすそ分けしてもらっているような幸せな気分になれます。

うちにもプレゼントでもらった作品が大切に置いてあります。

 

高橋らしい面白いアイデアで型にはまらずいろいろな技法にもチャレンジしているようです。

 

切っても切っても金太郎!

でお馴染みの金太郎アメの考え方を陶芸に応用するあたりも独特の感性。

 

土で筒状にモチーフを描き、金太郎アメ状態を作り上げ、輪切りにしてお皿やカップにすると・・・

 

表も裏も同じ模様で何ともカワイイ。

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ゴメン!高橋・・・うまく説明出来なかった(笑)

 

ぜひこの魅力的な作品を生で見たい方は京都で開催中の高橋由紀子展へ。

 

町家 Gallery café 龍

京都市 北区 紫野 下石龍町 3-5

 

開催は3/16~3/27・・・って

 

ゴメン!高橋・・・あと2日しかない!(笑)

 

でも、行けそうな方はぜひぜひお勧めです。

 

さいごに息子に、

「どれが一番気に入った??」と聞いたところ

 

『えーっとねー、おはし!』

 

「え?どれ?」

 

『これー』

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高橋「・・・ごめんなぁ。唯一、それだけお姉ちゃんの作った作品じゃないねん・・・」

 

僕「(爆)」

 

ゴメン!高橋・・・息子カワイイやろ?(笑)

 

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最後はみんなでパシャ!

 

ゴメン!高橋・・・大事なコレ隠してた(笑)

ちょっとしゃがめばよかったね。

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でも、久しぶりに会えて、作品もたくさん見れて、元気をもらいました。

 

アリガトウ!高橋

最高に楽しかったです。

また行くね!

 

あっ、最後にどうでもいいですが、
高橋は地球上で唯一、僕の事を「けーやん」と呼びます。

 

なんかそんな特別な関係です。

 

投稿者プロフィール

松本 圭太
松本 圭太
大阪で活動するフリーランスのコピーライター。
「クレーム対応」、「趣味のプロレス話」、「子供との楽しい日々」を綴る当ブログには隠れファンが多い(隠れなくてもいいのに・・・笑)

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