礼に始まり礼に終わる

整体院ボディーケア松本で働く前は会社員として土日祝が休みだったので、相撲好きとしては初日、中日(7日目8日目)、千秋楽(15日目)をたっぷりと生中継で楽しんでいました。

さらに平日も17時半に仕事がバシッと終われば、急いで帰宅して(約10分)、自宅で18時前の横綱の取り組みを見ることも出来ていました。

 

整体院ボディーケア松本は土日も営業してますので、もう1年以上しっかりと生中継で大相撲を見ることが出来ていません。

そうなると、新入幕の活きの良い若手もなかなか把握できておらず、ちょっと寂しい気持ちです。

 

最後にしっかりと見たのは昨年の1月場所だったでしょうか。

そう、あれは、豊真将(ほうましょう)関が引退を発表された場所でした。

 

やっぱり郷土力士や、幕下時代から応援しているような力士がいると応援にも気持ちが入りますよね。

豊真将関は僕にとってそんな一人でした。

 

大相撲が好きな方は、もちろんご存知だとは思いますがあまりよく知らない、という方も

勝っても負けても深々と頭を下げ礼をする姿は見たことがあるかも??

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この礼儀正しさで、特にご年配の方からの人気と知名度がバツグンに高かった気がします。

 

取り組み中の不運なアクシデントで膝をケガし、懸命のリハビリをされてきたのですが「もう土俵には立てない(その力がない)」と引退を表明されました。

土俵の厳しさを知っているからこそ中途半端な状態では相手にも失礼と潔く身を引かれたのだと思います。

「応援してくれた方にもう相撲をとる姿を見せられないのがすごく寂しい」と涙ながらに語る姿にこちらも目頭が・・・(涙)

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豊真将の師匠は元・寺尾の錣山(しころやま)親方。

小さな体で巨漢に立ち向かう寺尾も人気力士でしたよね。

 

会見に同席した親方は「礼に始まり礼に終わる相撲道の基本を体現した数少ない力士。弟子ながら尊敬している」

この師弟関係も本当に美しいです。

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「基本」って出来て当たり前のこと

ではなく

当たり前に、しなければいけないこと

なんだと。

 

どの世界でも一流の人は基本を大切にしている気がします。

基本の意味を勘違いして、基本をすっ飛ばして応用ばかりやろうとする人が多いのも事実ですよね。

強ければいい、勝てばいい、

ではなく

勝ち負けの世界において、負けても光れる人間力を持った素晴らしい力士だったと思います。

 

力士として、人として、何が大切かをきちんと伝えてくれました。

親方として後進の指導でもその力を発揮してくださることを期待してます。
気がつけば同世代が次々と土俵を去り、いつの間にか土俵上は年下ばかり。

なんかいくつになってもお相撲さんって年上に見えません??(笑)

みんな若いんですよ(笑)

 

さて、来場所からはもう少し本腰を入れて相撲を見たいと思います。

来年3月の大阪場所には息子を連れていきたいし。

その為にも仕事の「基本」をきっちりと仕上げて、時間をしっかり確保したいと思います。

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浴衣を着ると力士っぽく見える息子(1歳当時)

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浴衣を着ると力士っぽく見える息子(2歳当時)

投稿者プロフィール

松本 圭太
松本 圭太
大阪で活動するフリーランスのコピーライター。
「クレーム対応」、「趣味のプロレス話」、「子供との楽しい日々」を綴る当ブログには隠れファンが多い(隠れなくてもいいのに・・・笑)

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