4日間踊り続ける祭り!
整体院ボディーケア松本の「整体」以外担当 松本圭太です。
実家の島根県安来(やすぎ)市のお盆と言えば月の輪(つきのわ)祭りです。
子供の頃から当たり前に触れてきたお祭り。我が家の前も車は通行止めとなり夜には笛や太鼓の音が鳴り響きます。
目次
月の輪祭りとは?
毎年8月14日から17日にかけて、安来市をあげて行われる祭り。
起源は『出雲国風土記』安来郷の条に記述される毘売崎(ひめざき)伝承に由来。
天武天皇3年(674)7月13日に、語臣猪麻呂(かたりのおみいまろ)の娘が、中海にのぞむ浜辺で遊んでいるとき、一匹の大きなワニにくい殺された。
娘のいたましい死を悲しんだ猪麻呂は、娘の遺骸を毘売塚山に葬り、敵討ちを誓って海岸で神々に祈った。すると無数のワニにかこまれた大ワニがあらわれ、猪麻呂は手にした鉾で大ワニをさし殺した。そして腹をさいてみたところ、かみ切られた娘の足がでてきたという。
里人は娘の霊を慰めるため、ワニを殺した月の輪(鉾型の武器)をつくり、毎年8月14日から4日間、昼夜をわかたず踊り続けたといわれる。
この故事による風習が月の輪神事と称され、今日にまで継承されたのである。
神事の山車(だし)を先頭に笛、太鼓で練り歩き、子供たちが大声で「エンヤ・エンヤ・デゴ・デットーヤー」と掛け声をかける。※しまね観光ナビより一部引用
名前に「太鼓」の文字が入っている息子も張り切って踊ってます(笑)
「エンヤーエンヤーデコデットーヤー!」と一緒になって声を出しています。
これは「みんなー出てきて手伝ってよー!」という意味。
1300年以上前の言い伝えがこうやって伝承されているって凄いことですね。
今の中海はワニ(サメ)が出るようなところではないんですが、昔はいたんですね。
4日間踊り続ける
いまろさんの娘さんの霊を慰めるために昔の安来の人達が4日間踊り続けたようにはいきませんが、じつは我々もこの月の輪祭りで踊りました。
そう、まさかこの伝統あるお祭りで・・・
安来の皆さんにお披露目です。
この日の為に結成された「やすぎアングルダンサーズ」が街を練り歩き
特設会場で市長の前で踊ります!
当日まで、というか、本番まで市長の前で踊るなんて知らなかったし(笑)
もう、子どもたちがかわいすぎ!ちなみにお面は僕の手作り。
もちろん、息子(3歳)も全力で「アングルッ♪!アングルッ♪!」と踊ります。
一生懸命さは安来市長に伝わったと思います(笑)
息子がお面じゃなくてネジリ鉢巻きなのは、「その方が似合う」と思った僕の独断で決めました。
最後までちびっこアングルダンサーズも頑張ってくれました!
みんな、ありがとう!!
地元TVの取材も受けて、院長はご満悦。
大阪では絶対に放送されないであろうこの番組は超レアです!
(↑無理やりプレミア感を演出・・・笑)
そして、息子が必死に一生懸命踊っていた本当の理由はコレ。
「踊った子にはかき氷買ってあげる!」は3歳児にとって、なんでもやってくれる魔法の言葉です(笑)
さいごに・・・
地元の皆さんのおかげで成立した今回のアングル整体ダンスin安来。
エントリーやダンスにご協力頂いた皆さん、たくさんの拍手をくださった観客の皆さん、ダンスを見て声をかけてくださった皆さん、SNSで感想を投稿してくださった皆さんに本当に感謝です。
とても自分たちだけの力ではここまで出来なかったです。
さて、来年はさらパワーアップして帰ってきますよ!
という訳で、アングル整体ダンスも「エンヤーエンヤーデコデットーヤー!」
みんな~出てきて手伝って~(笑)
ぜひご協力お願いします。
さいごのさいご
アングル整体ダンスを一緒に踊れるイベントのお知らせを二つほど。
8/23(火曜)西成区民センターにて小規模イベント
アングル整体ダンスの直接指導あり!
10/1(土曜)長居公園にて大規模イベント
開会式でランナーの皆さんとアングル整体ダンスを踊ります。
投稿者プロフィール
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大阪で活動するフリーランスのコピーライター。
「クレーム対応」、「趣味のプロレス話」、「子供との楽しい日々」を綴る当ブログには隠れファンが多い(隠れなくてもいいのに・・・笑)
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