えんとつ町のプペル展in滋賀に実際に行ってみて思ったこと

突然ですが、本日のブログは、

あえて起承転結の「結」から言うと、

えんとつ町のプペル展in滋賀のコトを知ってほしい。

いや、来てほしい。

いや、むしろ来た方がいいよ。

ということになります。

 

え??勧誘?集客?と思われた方はどうぞ、警戒心を持って読み進めてください。

あくまでも実体験をもとにした個人の意見としての「結論」です。

 

目次

えんとつ町のプペル展in滋賀、開催中(~7/28まで)

僕は、ひょんなことから、滋賀県の信楽(しがらき)にて開催されているそのイベントのお手伝いをさせてもらっています。

 

ちなみに、どんな「ひょん」かというと、

⇒友達の友達が主催者で、手伝いを探していた

⇒仕事を辞めてプラプラしてる時に誘われた

⇒なんとなく面白そうと深く考えず引き受けた

という具合に割と分かりやすい本格的な「ひょん」なのです。

 

そんなきかっけなので、正直、現地へ行くまでは「お手伝いさん」といった心持ちでこれといって意気込みも持ち合わせていませんでした。

 

しかし、どうでしょう?

行く前の僕と、行った後の僕とでは明らかに何かが違う。

いったい何なんでしょう?見比べてみましょう。

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↑行く前(6月撮影)、と

↓行ってから

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そう、行ってから、明らかに僕の心の中で何かが変わったのです。

 

〈お詫び〉

先ほど、写真を見比べていただいた方には大変申し訳無いのですが、心の中が変わったので写真を見比べていただく必要はありませんでした。

息子を登場させたかっただけではないのか?というご指摘につきましては、「そうです」としか返す言葉がありません。

 

さて、写真には写っていませんが、僕の心の中で何が変わったのか?

一つは、主催者の熱にこっちまでもらい火した

二つめは、ウチの息子もイケる!

この二つを順に説明していきます。

 

心の炎は燃え移る

このイベントの主催者さんは僕よりもずいぶん若い女性です。

現場に行って改めて感じましたが、イベントを主催者として企画して実行するというのは本当に大変なことです。

見える苦労よりも、むしろ見えない苦労の方が山ほどあると思います。

地元の方との挨拶や会話、様々な所に貼られているポスターからさえも行動力が伝わってきます。

とにかく来てくれた人に楽しんでもらおう、プペルを好きになってもらおう、という気持ちがビッシビッシ伝わってきます。

主催者さんは、誰にでも同じ対応ではなく、物語を知っている人、知らない人、その人その人にあった個別解説をされています。来場者の方は皆、笑顔です。

これから夏休みに入りお客さまが増えると、お一人お一人への対応が難しくなる可能性は高いですが、それでも来た方は十分に楽しめて、プペルをさらに好きになるはずです。

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TV局の取材の方も、主催者さんの話を聞いて、取材後にわざわざ再入場され、自費でグッズを買われていました。

 

主催者さん、開催直前にはFacebookで「始まる前から燃え尽きそう(笑)」なんてつぶやいていましたが、しっかりと熱を維持していました。

もちろん、主催者に感化(点火?)されたスタッフたちも全力でバックアップします。

みんな、燃えています。

さすが焼き物のまち!

(↑どうしても言いたかった)

 

そんな信楽会場ならではの光景。じつはしっかり信楽焼も楽しめます。

プペル展の会場となっているのは全国的に人気の高い文五郎窯に併設のギャラリー文五郎倉庫。

プペル展のすぐ横では文五郎窯さんの作品の展示、販売も行われています。

プペル展と文五郎窯という、制作過程も展示方法も輝き方も異なる芸術作品を同時に見られるだけで価値はあると思います。

自分の感受性や芸術センスが上昇した気になるのも、あながち間違いではないかもしれません。

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さて、数日間、スタッフをしていて気づいたことがあります。

それは、「プペル」の物語を知らない、と言う来場者の方が意外に多いこと。

 

来場されて、光る絵を見て驚き、ストーリー冊子(貸し出し)で物語を知り・・・、

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驚いたのは・・・

そのほとんどの方が絵本を購入されて帰られること。

 

 

これは息子にも見せたい

正直に言いますと、実は僕も「えんとつ町のプペル」を持っていませんでした。

ストーリーもざっくりと知っている程度。

 

その上で、勝手に息子(4才3ヶ月)には、まだ早いかな?まだ理解できないかな?と思っていました。

しかし、オープン前の会場で主催者さんにマンツーマンでシーンの説明を受け、ストーリーを把握した僕は完全に落ちました。完落ちです。

ネットでの無料公開も話題になった作品です。見ようと思えばいくらでも見ることが出来ます。

ただ純粋に手元に置いておきたいと思いました。

仮に、いまはまだ意味が分からなくても、息子に見せてやりたいと思いました。

息子のために、妻のために、自分のために、絵本を買ったのは初めてでした。

 

信楽から大阪へ帰り、息子とプペルを読みました。

 

予想していた以上に食い入るように見ています。

真剣に、時々悲しそうな顔をしながら・・・

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絵本を見ていてこんなに表情が豊かになったのは見たことがありません。

 

気がつくと息子がルビッチと一緒に泣いています。

何で泣いてるの?と自分でも初めて流す種類の涙に戸惑っています。

 

どこまで理解しているか分かりませんが、4才の息子の心は確実に動いていました。

 

息子のこの涙に父親の涙腺が耐えられるわけがありません。

物語と息子の挟み撃ちです。

いわば、感動のモンゴリアンチョップです。

猛牛・天山広吉です。いや、違います。

 

読み終わった直後に「もう一回コレ読んで」とリクエストしてきます。

僕がこのブログを書いている間、妻にせがんで読んでもらっています。

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えんとつ町のプペルを購入して良かった。

僕はこの本を通して息子の見たことのない顔を見させてもらいました。

息子はこれからもこの本を何度も読むはずです。

もう少し大きくなったら、また違う見方が出来るようになるかもしれません。

学生になってから、成人してから、子供を持ってから、読み返してほしいと思います。

その時々でいろんな気づきや発見がきっとあります。

 

そんな息子も7月16日に同地(信楽)で開催されるにしのあきひろトークショーに一緒に行くことになっています。(チケットは完売)

僕が5才の時に水木しげるさんに会って鬼太郎の作者だと結びつかなかったように、きっと息子も西野さんとプペルは結びつかないだろうな・・・。

プペルを読んでいるときくらいの集中力が発揮されることを祈っています。

が、おそらく1時間半は持たないかな。

基本は頭がお花畑でハッピーな息子。

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※写真はイメージです

お父ちゃんは西野さんの話をむちゃくちゃ聞きたい。

でも、もしどうしても我慢できずに走り回りたくなったら、一緒にホールの外に出るからな!

二人でボンッって外に出よう。

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※写真はイメージです

お父ちゃんはココに来て、いろんなモノに触れて、改めて大切なコトに気づいたんだ。

とにかく楽しいことを信じよう!

楽しいを信じる。

 

いや、ほら、信楽だけにね。

 

ドンドン。

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このブログが、

皆さんがプペル展へ足を運ぶ

「ひょん」なきっかけとなれば嬉しいです。

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イベント開催概要

えんとつ町のプペル展in滋賀

日 程:2017年7月1日(土)~7月28日(金)

時 間:10時~17時

入場料:高校生以上500円(税込) 中学生以下無料

会 場:文五郎倉庫(滋賀県甲賀市信楽町長野1087)

 

プペルの世界が光る絵本で!会場BGMも相当いいです!

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プペル展会場でも絵本は販売しています。
お持ちでない方は出来れば会場で購入して頂きたいです。
が、重たいのが嫌と言う方は(と言っても軽いですが)amazon等で事前にご購入ください。

 

えんとつ町のプペル

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¥2,160から
(2017/7/7 15:54時点)

個人的には、先にしっかりと本を読んでから光る絵本を見るのがオススメです。

(お前が言うな!的な感じはありますが)

 

 

にしのあきひろ絵本原画展in滋賀

日 程:2017年7月1日(土)~7月28日(金)

時 間:10時~17時

入場料:無料

会 場:FUJIKI(滋賀県甲賀市信楽町長野903-1)

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にしのさんの、プペル以前の絵本3作品の原画展。

え?!プペルとの意外なつながりがアチコチで!

無料なうえに読書スペースもあって、平日などを狙えばかなりまったり滞在できます。

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両会場は歩いて移動できる距離なので、ぜひ、両方ともお越しください。

僕もちょこちょこ、どちらかの会場でお手伝いをしています。

 

公式ホームページのご紹介

えんとつ町のプペル展in滋賀 ホームページ

 

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投稿者プロフィール

松本 圭太
松本 圭太
大阪で活動するフリーランスのコピーライター。
「クレーム対応」、「趣味のプロレス話」、「子供との楽しい日々」を綴る当ブログには隠れファンが多い(隠れなくてもいいのに・・・笑)

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